甲状腺機能低下症 薬 副作用

甲状腺機能低下症の薬と副作用について

甲状腺機能低下症の薬と副作用について

 甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンが作られなくなり、
 分泌される甲状腺ホルモンが少なくなってしまう病気です。

 

 代表的なものは橋本病で、またの名を慢性甲状腺炎といいます。

 

 

 

甲状腺機能亢進症であるバセドウ病のは、橋本病とは逆に甲状腺ホルモンが
過剰になって起こるものですが、この病気の薬は抗甲状腺薬といって、
甲状腺ホルモンを作れないように邪魔するものです。

 

 

ですが、甲状腺機能低下症(橋本病)の場合は、甲状腺ホルモンの生産を
助けるものではなく、作れなくなった甲状腺ホルモンを補うという方法が取られます。
このホルモン剤はチラージンsといい、一日1回の服用です。

 

 

チラージンは、豚などの動物の甲状腺を精製して作られたものですが、
更に効き目が安定している、人工的に作られた甲状腺ホルモン、
チラージンsが最近では使われます。

 

 

病気を根本的に治していくものではないため、基本的には一生飲み続けることになります。
体の中に元々ある甲状腺ホルモンと同じものを飲むため、副作用はないものと
思われがちですが、量が合っていないうちはさまざまな症状が出ることがあります。

 

 

動悸、眠い、倦怠感、脈拍が早くなる、頭痛、食欲不振、嘔吐、下痢、体重減少、
脱力感などがありますが、自分の体にあったホルモンの量が見つかれば
これらの症状は軽くなったり、消滅します。

 

 

甲状腺ホルモンを飲み始めた頃は、診察のたびにホルモン剤の量が
合っているかを調べますので、気になる症状があれば主治医へ
相談してみるといいでしょう。

 

 

また、副作用と思われる症状がでても飲むのを勝手にやめたりしないで下さい。

 

 

チラージンは副作用がないですよ、と主治医に言われることもあるのですが、
体に様々な症状の変化を感じる人は、少なくありません。

 

 

もしよければ、当サイトの
⇒チラージンには副作用はないと言われたけど、ではこの症状は?
も参考にしてみてください。

 


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