橋本病かもと思ったら症状をチェックしてみよう
橋本病を初めとする甲状腺の疾患は、精神症状や体の様々部位に症状が出るため、他の病気と間違われることが多々あります。
今現在からだの変化や症状に悩んでいて、他の病名で治療を受けている方も、もしも全然改善されないようなら、橋本病を疑いチェックしてみてください。
以下の症状が橋本病の患者さんに多いものです。
甲状腺ホルモンの不足の度合いは、人によってかなり違うため全てに当てはまるわけじゃありません。
ただ、当てはまる数が多いほど、橋本病の疑いは高くなります。
橋本病の症状チェックシート
Q1. | 甲状腺が腫れている ⇒ 詳しいチェックの仕方は下記参照 |
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Q2. | 顔や手のむくみが気になる |
Q3. | 便秘がちになる |
Q4. | 皮膚がかさつく |
Q5. | あまり食べなくても体重が増える |
Q6. | 脱毛(髪の毛だけじゃなく眉毛もある) |
Q7. | 物忘れや記憶力の低下 |
Q8. | 気持ちが落ち込む |
Q9. | 声が枯れる |
Q10. | 手や足の痺れがある |
Q11. | 疲れやすい・倦怠感が抜けない |
Q12. | 体温が低い・いつも寒い |
Q13. | 女性は月経の量が増える |
Q14. | とにかく眠い |
Q15. | 汗をかかなくなった |
Q16. | 顔が青白い |
もしもチェックに当てはまる項目が多い時は、内分泌科や甲状腺専門病院ですぐに血液検査を受けてください。
「自分はもしかして何かの病気かも・・・」って思うと怖くなりますが、原因がわかったほうがかえって治療に前向きになれます。
また、万が一橋本病と診断されても適切な治療を受ければ、他の人と変わらない生活が送れます。
そして徐々に、辛い症状も少しずつ改善されて元のあなたを取り戻せますよ。
甲状腺が腫れているかのチェック
甲状腺はのどの付け根辺りにある臓器です。⇒ 甲状腺の場所を画像で確認してみる
ここが腫れていると、前から見て、あるいは鏡などで横から見ると明らかなふくらみが見て取れることがあります。
ただし、腫れているからといって必ずしも橋本病とは限りません。
私も甲状腺の病気を発症する前から、この部分が人より大きかったです。
素人ではその判断は出来ませんので、腫れに気づいたら念のため病院で診察・検査したほうがいいです。
特に甲状腺の専門医に診ていただくと、触診だけでだいだいどんな病気が隠れているかわかります。
甲状腺の病気は、症状が多岐に渡り他の病気に間違われやすいので、それなら初めから専門の医師に診てもらったほうがよいですよ。