甲状腺が腫れてきた!どうすればいい?
甲状腺が腫れてきた・・・または甲状腺が腫れていると指摘された・・・
喉の気管に近いところにあるので、物が飲み込みにくくなったり、
マフラーで軽く締められているような感じだったり・・・
もしもこんな自覚症状を伴うようなら、一度甲状腺の診察・検査を
受けることをオススメします。内科でも良いですが、近くにあるなら
内分泌科や甲状腺専門の病院がいいですよ。
甲状腺が腫れてきたと言っても、そこには様々な原因が隠れています。
なんの病気がなくても、元々甲状腺が大きい人もいて、疲れてくると
腫れてくると言う人もいますし。
触診を受けると大きさ、固さ、腫れ方などからおおよその見当をつけても らえます。
腫瘍があるのかないのかは、超音波検査(エコー)を受けるとわかりますし、
腫瘍がどんなものかは(悪性・良性)細胞を取って調べるとわかります。
甲状腺の腫れている状態が、全体的なものなら血液検査が行われて、橋本病や
バセドウ病などを調べることもあります。いずれにしても、甲状腺の腫れを
伴う病気は、治療を受ければ大丈夫なものがほとんどです。
忙しくてなかなか病院へいけない・・・と言う現代人も多いですが、原因が判明
すれば、何より安心できますから、早めに受診した方がいいです。特に病気が
なくても、甲状腺の大きい人は、1年に1度は検査を受けておくといいですよ。
甲状腺の病気は、あまり症状が出ていないうちに治療を開始すると
薬も効きやすいし、症状も安定しやすくなります。また以下のような症状が
甲状腺の腫れと一緒にあるなら、何らかの病気が隠れている可能性が高いです。
■バセドウ病に多い症状
甲状腺の腫れ、脈が速い(1分に120など)横になっていても動悸がする、
汗を大量にかく、いつも暑い、手や指が震える、かなりの倦怠感、疲れやすい、
いくら食べても満腹にならないのに太らない・痩せる、階段を少し上っただけで
息切れする、眼球が前に出てくるなど。
■橋本病に多い症状
橋本病は、当サイトの「橋本病かもと思ったら症状をチェックしてみよう」
でチェックしてみてください。
上記にいくつも当てはまるようなら、病院でも診察・検査をオススメします。